株式会社永岡書店(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:永岡純一)は、近年機能性食品素材として注目を集めているスーパー大麦に着目し、その食べ方提案として、野菜料理家の庄司いずみさんがレシピ考案、大妻女子大学家政学部 学部長の青江誠一郎さん監修による書籍『スーパー大麦ダイエットレシピ』を、11月10日(金)に発刊する運びとなりました。
2016年12月にYahoo!検索大賞の加工食品部門で大賞を受賞した「スーパー大麦グラノーラ」。原材料のスーパー大麦バーリーマックスは、オーストラリアで開発された機能性大麦です。有用菌のエサとなるフルクタン、β-グルカン、レジスタントスターチなど多種多様な食物繊維を豊富に含み、腸内細菌を大腸の奥から活性化させるとして、大手食品メーカーやコンビニチェーンなどで商品化が進むなど、注目を集めています。
本書では、Mr.食物繊維こと青江教授がスーパー大麦の特徴や機能性を分かりやすく紹介。スーパー大麦のダイエット・パワーを中心に、8つの健康・美容効果を解説しています。その中心は、フルクタン、β-グルカン、レジスタントスターチの3種の食物繊維。発酵速度の異なる3種の食物繊維が大腸全体で発酵し、ヤセ体質の腸内フローラをつくりだします。
さらに、庄司いずみ先生考案の家庭向けスーパー大麦レシピを中心に97品掲載。主食置き換えダイエットをテーマに、朝食・昼食・夕食シーンのレシピや作り置きレシピなど、毎日の献立に生かせるレシピ本となっています。また、スーパー大麦など食べてやせるダイエットに成功した人気女性芸人のやしろ優さんのインタビューや一般の方の体験談も掲載しています。
過剰で無理なダイエットではなく、美味しいごはんをきちんと食べてしっかりヤセ体質になれるメソットを一挙公開!本書を通じて、食生活の見直しに繋がれば幸いです。
◆書籍概要
書名 : 『スーパー大麦ダイエットレシピ』
著者 : 庄司いずみ(野菜料理家)
監修者: 青江誠一郎(大妻女子大学家政学部 学部長、教授)
発行 : 株式会社永岡書店
発行日: 2017年11月10日(金)(全国書店にて順次発売)
仕様 : A5・本文4C
頁数 : 128ページ
定価 : 本体1,200円+税
URL : http://www.nagaokashoten.co.jp
◆本書の内容
【冒頭1】 スーパー大麦のすごいパワー(大腸編、胃編、小腸編)
【冒頭2】 スーパー大麦ダイエット 5つの成功ポイント
【冒頭3】 スーパー大麦の食べ方/ゆで方/保存方法/Q&A
【Part1】 主食に置き換え!スーパー大麦ごはん
【Part2】 ぱぱっと簡単 朝ごはんアイディア集
【Part3】 ボリュームたっぷり 満足ごはん
【Part4】 忙しくても賢くダイエット ストックおかず
【Part5】 肉代わりになる 満足おかず
【Part6】 たっぷり食べても安心!リセットレシピ
【Part7】 食べてキレイになる とっておきスイーツ
◆著者プロフィール庄司いずみ(しょうじ・いずみ)[野菜料理家]
野菜料理家。日本ベジタリアン学会会員。かんぶつマエストロの資格を持つ。
野菜料理、ベジタリアン料理をレシピ本や雑誌、テレビなどのメディア、自身のブログ( http://ameblo.jp/izumimirun/ )などで紹介。主宰する料理教室は“モデルの通う料理教室”として知られる人気教室。
現在、伊藤忠商事食料カンパニーと独占契約を結び、中食や外食のレシピ開発やメニュー監修にも力を注いでいる。夢は「お洒落なカフェだけでなく、コンビニにもファミレスにも、社食や学食、デパ地下にも植物性100%の料理が並ぶこと」。
◆監修者プロフィール
青江誠一郎(あおえ・せいいちろう)[農学博士、大妻女子大学家政学部 学部長、教授]
千葉大学大学院園芸学研究科農芸化学専攻・修士課程修了。1984年 雪印乳業株式会社入社、1989年 千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了(社会人入学)、農学博士を取得、2003年 大妻女子大学家政学部助教授、2007年より同大学家政学部教授。2016年より同大学家政学部学部長。研究分野:食生活学、食品科学、分子生物学
2007年 日本栄養改善学会・学会賞受賞、2008年 日本酪農科学会・学会賞受賞、2010年 日本食物繊維学会・学会賞受賞。
<スーパー大麦バーリーマックスとは>
スーパー大麦バーリーマックスは、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)で、10年の歳月をかけて食物繊維が豊富な大麦に改良を重ねて開発した非遺伝子組み換え大麦です。
一般の大麦に比べて2倍の総食物繊維量、4倍のレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を含むスーパー大麦として広く知られています。バーリーマックスの特徴である3種の食物繊維、フルクタン、β-グルカン、レジスタントスターチは、腸内細菌の「エサ」となり、短鎖脂肪酸(*)を産生、全身の健康・美容に関与していることが近年の研究により明らかになっています。
(*)短鎖脂肪酸:腸内細菌が食物繊維を発酵分解して産生するもので、代表的なものに、酢酸、プロピオン酸、酪酸などがある。